昨日は昇級審査及び昇段審査審査が御所見公民館にて実施されました。
翔大の黒帯への挑戦が始まりました。
昇段審査は久し振りですが、今日は板試割りのあたりから観ることができました。
手刀による試割で、結構難しいようです。失敗する道場生も続出してました。
この後、少年部・一般部・二級の順番で組手開始です。
高橋さんも青帯挑戦で組手をしましたが、下段蹴りがしっかり入り、良い組手が出来ました。次に10人組手です。
ところが、今日掛かり手が13人も来てしまった為、13人組手となってしまいました。
最初は安道ノボル一級からです。国際親善準優勝の安道一級は、勢いそのままに見事な闘う姿勢とスタミナで13人組手をやりきりました。
次は翔大です。掛かり手の立場からずれば、2人目なので丁度体も温まり良いのですが、翔大が次かと思うと気が引き締まります。
1人目から順調に組手をこなし、相手を圧倒していきます。
翔大曰く、5人目位から記憶が無くなり始めたとの事でしたが、それでも足掛けなどを上手く使いながら、10人目まで到達します。
12人目はこの日のためにわざわざタイから緊急帰国され朝7時に到着したばかりの原田先生です。
原田先生も万感の思いを込めて、翔大に連打を打ち込みます。長い間、殴り合ってきたものだけにしかわからない感覚です。
最後は純大との兄弟対決です。2人は兄弟で研鑽を重ね、ここまで来ました。純大も9月から高校受験の為一時的に空手を離れますが、先々黒帯を目指す一人としてしっかり兄の勇姿を目に焼き付けた事でしょう。
最後の数秒はみんなで声援を送り拍手で一体となって応援しました。
遂に13人組手の達成です。力強い、魂のこもった翔大らしい見事な組手でした。
翔大お疲れ様でした。
昇段審査審査の後は、大船道場で原田先生のご指導のもと、稽古をしました。
高橋さんなどは午前中審査にもかかわらず、元気に稽古に現れました。壮年の鑑です。
今日も高い湿度の中での稽古でみんな頑張りました。ギブアップメンバーが出るくらいの厳しい中での稽古でヘトヘトになったのではないでしょうか。
さぁ組手を始めようかという頃に、その時は訪れました。
な、な、な、な、な、なんと!翔大が現れたのです!13人組手の後なのに。
みんな、すげぇーという気持ちとマジか?という複雑な気持ちでした。
それでもまたガチで組手をしました。気分爽快でした。やっぱり大船はこれだね!
稽古の終わりに、正式な昇段はまだですが翔大を胴上げしました。重すぎ君だよ〜!
という事で、長い一日でしたが、皆様今日一日お疲れ様でした。とりわけ朝7時に到着して翌朝8時にタイに戻られた原田先生誠にお疲れ様でございました。相変わらずの鉄人ぶりでこの方には永遠にかなわないなぁと改めて思った次第でした。
我々としては、娘を嫁に出す親の気分で昇段審査に臨みましたが、13人組手を立派にこなし本当に嬉しい限りです。
翔大お疲れ様でした。これからがスタートだと肝に命じて、また次の目標に向け頑張って行こう!
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