スポーツの世界で良く言われることで「続けることの難しさ」がある。
いくら才能やセンスがあっても続けなければ結果は出ないし、結果がでる前に終わってしまう
こともある。空手の世界も同じで、基本稽古、移動稽古、日々の補強等々、同じことを何百回、
何千回と繰り返す。これが「できる」か「できない」かは個人の隠れた能力だと思う。
続けてこられた者は、恐らく続けられた理由があるのだと思うが、自分では気づいていないこと
が多いのではないだろうか。空手を何年も続けてこれた人はそれだけで「才能」があるんだと
思って自信を持って欲しい。自分は会社でたまたま人に関わる仕事をしているが、仕事にも同じ
ことが言える。仕事も8割は準備と雑用で、それを一生懸命やれる者が、成果を出すことができて
いる。与えられる環境は皆平等で、結果や成果は必ず出るし、誰かが必ず見ているもので、それを
信じてやって欲しいと思う。
大船道場 原田
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